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zazamama 旅日記&ひとりごと

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ロンドン旅日記35. Seeing is Believing!

ロンドン旅日記35. Seeing is Believing!_e0220755_14185134.jpg またDにすっかり世話になってしまった。フランスの時もNZワナカの時も、実に綿密なスケジュールが用意されていた。今回は、綿密というより、もっとカジュアルなスケジュールだったと感じる。それは、彼がイギリス生まれ、イギリス育ちで、若いころをロンドンで過ごしたことに由来するかもしれない。熟知している土地であれば、急にどう変えても対応ができるのだ。
 日本にかえってこんなメイルを送った。
Hi D!!
I watched the drama SHERLOCK this morning!
And the address was 221B.
I think the one you first show us was the right place.... but I'm not sure.
And I saw Big Eye or Shard etc. in the drama!!
Thanks Deevid!!
It's unbelievable now, but we were really there in London!!
But (you said there are lots of BUTs) I wonder did you really enjoy those days?
You had to walk a lot with the injury or take us to the places you'd already known.....
Michiko
 私たちは知らないところばかりで、十分に楽しんだけれど、Dにとってはどうだったろう。しばしば、「この通りの奥のビルで働いていた」「ここに子どもたちを連れてきた」と懐かしそうに話してはいたが…。

Dの返事
Hi Ruth
It was a pleasure for me to be able to show you London. Mean that.
Deevid.
Deevid、RuthというのはBBCのドラマThe Archersの登場人物。Ruthのニューカッスル訛りが、笑いの種になっていた。ちょっとほっとしたが、それにしても時々Why?と思う。プランを練り、チケットを予約し、ステイ先を探す。自分だけのためにだって結構厄介なのに、厭わずにやってくれる。慣れっこになってきて、つい忘れがちだが…。十分感謝を伝えられただろうか。ロンドン旅日記35. Seeing is Believing!_e0220755_14192820.jpg

 Seeing is Believing.と人は言う。BSチャンネルで毎日のように、世界を旅する番組を見ていても、実際にその地を訪ねるのとは雲泥の差がある。今回イギリスを、ロンドンを訪ねて、それを強く感じた。ロンドンは、思っていたよりはるかにダイナミックな活力ある都市であった。何百年を経てきた建物と、シャードやガーキンのような斬新なビル、トラファルガーのネルソン像と青いニワトリ、外見はヴィクトリア調でも中はモダンな住居群、狭く曲がりくねった道路を行くダブルデッカーバスの行列……正にSeeing is Believing!である。

 友と会い語らい、その友と行ったことのない地を訪れ、食べたことのないものを食べる。そんな旅の楽しさを味わわせてくれるDに感謝、そして厄介な私をtake careしてくれるToshに感謝。


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# by zazamamahome | 2014-06-27 14:21 | ロンドン旅日記

ロンドン旅日記34. to Heathrow

ロンドン旅日記34. to Heathrow_e0220755_12483124.jpg London Victoriaの駅も、そこから乗ったTubeもがら空きだった。DはHeathrowまでは来ないで、途中から引き返し、Paddington初の電車でManchesterに向かうことになっていた。でもいつまでもついてくる。それは私が不安がったからだ。到着した日、ターミナルからTubeの駅までがとても遠く感じられたし、途中で路線を乗り換えねばならないことも、Toshと二人だけではちょっと不安だった。路線図を見ればeasyなのに、見てもいなかった。London Victoriaから緑色の路線を西に行き、Earl’s CourtからActon Townまでの間で紺色の路線に乗り換えさえすればいいのだ。緑はそこから各駅停車になるから、Earl's Courtで乗り換えた方が、速い……と、今ならスラスラ言えるのに…。
 Tubeの次の路線に乗り換えても、まだDはついてきてくれた。D自身が乗るPaddingtonからの列車までには、まだ十分間があるからと。
 Tubeの駅はHeathrowのターミナルによって3か所ある。ターミナル1,2,3はどちらの電車でも行けるが、ターミナル4へは途中から円を描いて再び戻ってくる電車に乗らなければならないし(この円の途中にターミナル4はある)、ターミナル5はその円より更に遠いので、戻ってくるラウンドラインでは行くことができない。Fin Airはターミナル3なのでどちらでも良いが、ラウンドラインだとターミナル4で長く停車しているので、ターミナル5行の方が早く着けるかもしれない。構造さえ理解すれば、これもさほど難しいことではないと分かった。Toshと、二人だけでもHeathrowから市内へは行けると、笑った。バスの路線は毛頭分からないけれど…。
ロンドン旅日記34. to Heathrow_e0220755_12524516.jpg
 TubeはHeathrowに着く。ヘルシンキから着いた日、Tubeへの道は長く暗い感じだった。が、近代的で明るい。動く歩道(Dはescalatorに因んでtravelatorと呼ぶ)が続く。サインに従って行くと、難なくターミナル3に着いた。ジプシー・ヒルからタクシーにしようか迷ったが、迷う程のことでもなかった。これで50ポンドほどの倹約をしたことになる。
 DがTravel Cardはあと1日分あるから、誰かにあげたいと言うので、私のカードを渡す。Toshのカードはトラブル続きだったので、記念にとっておくことにして…。後日談を聞かせてくれるという。
D: Well…
 いよいよその時が来た。DはPaddingtonに行かなければならない。シャルルドゴールで別れるとき、私は泣いた。でもそれからは泣かない。Dとはチャットもできるし、スカイプもできる。いつも、遠くにいる感じはない。だから、泣かない。
 DがToshと握手をする。そして私とハグ。「Thanks for everything!」Dの耳に言う。そして、彼は去った。片手を上げて、背中を丸めて…。


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# by zazamamahome | 2014-06-23 15:06 | ロンドン旅日記

ロンドン旅日記33. rainy morning

ロンドン旅日記33. rainy morning_e0220755_11312262.jpg5月26日(月曜)
 起きると、今朝もシトシト雨が降っている。雨のBank Holiday。列車のダイヤも平日とは違う。その代わり、通勤客もいないから空いているだろうと、夕べDが言った。Gipsy Hill からのTime Table も調べて、5:59の電車に乗ることにしてある。こんな時、3人が同じペースで粛々と事を運ぶので、ストレスがない。ベッドルーム、台所、リビングとチェック。ごみも全て片づけて、完璧。リビングの机の上に、just in caseと持ってきた日本的な柄のフキンをThank You Noteと一緒に置いた。昨日、Dの指導の下、書いたものだ。確か「Thank you for letting us stay at your lovely house. 」に始まり、「If you’re in Japan, please don’t hesitate to contact us!」というような終わり方だったように思う。そして、メイルアドレスをつけ加えておいた。
 ドアの鍵は、部屋に置いておく。Mattさんがそのうちに取りにくるそうだ。土曜日の夕方、会いに来るとD宛にメイルがあったようだが、土曜日にここに帰ったのは7時過ぎ。Dがメイルに気づいたのは帰宅してからだった。行き違いになったのかもしれない。会ってみたかったけれど、This is life!5泊もしたのに、あっという間だった。ありがとう、Baird GardenのMattさんの家!
 傘をさしてGipsy Hill の駅への坂道を上る。今日はDも大きなバックパックを背負っているし、Toshもスーツケースの他にボストンバッグも持っているから、私も頑張らねば。Gipsy Hill の駅はひっそりしている。床のマットを見てDが言った。
D: Look! Alight!!
ロンドン旅日記33. rainy morning_e0220755_1132168.jpg
 Cotswolsに行く電車でのことだ。アナウンスで「……when boarding and alighting」と言った。
M: What does “alighting” mean?
 とDに尋ねると、getting offの意味だと言った。そして
D: This is the real lesson. Nobody knows ‘alight’ around you!!
 と付け加えた。母語が英語でも、国によってこうも違う。Dはサッカーとは言わずフットボールと言い、watch outと言わずmind yourと言い、トメィトと言わずトゥマートと言い、ワットと言わずウォットと言う。私の発音が少しでもアメリカンだと、すかさず突っ込みが来る。おかげで私の英語も、ちょっと上品になってきたとDは思っている。


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# by zazamamahome | 2014-06-23 11:34 | ロンドン旅日記

ロンドン旅日記32. Three of US

ロンドン旅日記32. Three of US_e0220755_22193574.jpg まだ陽が高いうちにGipsy Hillに帰ったのは、明日の帰国便が早いからだ。Heathrow を10時20分。8時頃までには空港に着きたい。
 Southern serviceの電車を降りて細い坂道を下る。日曜には駅員もいない。右手には二、三軒の商店と、Colby Armsという赤いドアのパブがある。一軒おいて黒地に白くeastern cuisineと書かれたレストランからは、いつもカレーの香ばしい香りがしていた。その隣はガレージで、家並が切れた所の交差点を右に曲がる。バスの通る道を下り、ランドアバウトを横切ると、Mattさんの家はもうすぐそこだ。駅からの道にも馴れた。
まず、借りたMattさんの家を、元通りに掃除する。掃除機が見つからず、Toshが裏庭から箒をもってきた。バスルームにはクリーンpaperがあったので、大方それで掃除する。一番使ったのがキッチン。シンクの下に掃除道具が入っていて、これで掃除。元よりきれいになったかもしれない。Dが高価な石かもしれないといっていたキッチンカウンターは合成樹脂らしい。一安心。3人が協力して、あっという間に掃除が済んだ。こういうことに対して、感性が同じなのが嬉しい。何もそこまで…というほど、徹底してやる。ごみもDがきちんと分別して裏の大きなバケツに捨てた。
それから、荷物のパックも済ませた。お土産の軽いものは手荷物にして、機内に持ち込むことにした。何度かの旅で、こういうことにも慣れてきた。シンプルに、ナチュラルに、それが基本。ロンドン旅日記32. Three of US_e0220755_22202488.jpg

裏庭でブレイク。彼らはワイン、私はジンジャーヨーグルト。妙な組み合わせだが、美味。そして語り合う。Dには仕事が入った。クライストチャーチで働いていた語学学校KaplanのManchester校で3週間ほど働いてほしいと要請があったらしい。だから明日、Paddington駅から11時頃北に向けて出発だ。ハリファックスという町で留守の家の管理人をしながら、マンチェスターに通う。通勤は電車で1時間ほどとか。その町には古くからの友人もいると聞くので、私たちも何だかほっとする。Dは頑固で人見知りだけれど、とても寂しがりやだから。
 残り物で夕食をとり、ソファで歓談。
D: Are you coming to Al’s wedding.
 来年1月5日Dの娘の結婚式がある。Toshと私は、招待されている。後にも先にも、異文化の結婚式に招待されるチャンスは又とないだろう。しかも、花嫁の父の友人として…。Flightを取ろうとずっとトライしてきている。だが、年末年始。しかも夏のNZへとあって、かなり高い。それはまあ、何とか解決するとしても、Dにとって一世一代の大イベント。私たちが行くことで、彼が気を掛けねばならないことがより増えはしないか。娘の結婚式に、没頭する妨げになりはしないか。加えて、こちら側の事情として、正月ということがある。毎年、二人の息子とその家族と総勢10人で祝う。息子たちに話せば、こちらは了解が得られるだろうが。
M: We're trying to, but D, as you know, the New Year day is like your Christmas. I cannot say I’m sure to come, but I’ll keep trying to do so.
D: I understand…….
 もしかしたら、Dも超多忙な時に私たちに気を掛ける余裕があるか危惧したのかもしれない。行けば、Dは両方ともperfectにしようとするに違いない。フランスの旅のように、NZワナカを訪れた時のように、そしてこのロンドンへの旅のように…。でも、2つ同時はtoo muchだ‼
 
 それからも3人でとりとめもない話をし、それからあくびをし、そして年寄りは早く寝ようとそれぞれのベッドルームへ。Dと初めて出会って10年。どんなにまだまだ若いと頑張っても、皆それだけ年齢を重ねた。


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# by zazamamahome | 2014-06-22 22:21 | ロンドン旅日記

ロンドン旅日記31. Marks & Spencer

ロンドン旅日記31. Marks & Spencer_e0220755_22112033.jpg レシートによると、Oxford StreetのMarks&Spencerで会計したのは16:23。1時間弱をかけたから、入ったのは3時半頃だろう。お土産の大半はM&Sで、Toshとそう決めていた。今日はtrolley が必要だ。まずEarl Grayのグレーを10パック。それだけで大した嵩だ。それからDにtea cake(ティーケーキ)を探してもらった。青パックに16個入り、値引きされていたので6パック買う。キャンディー類を6袋。どんどん嵩高になっていくので、Dが呆れたように笑っている。
D: Eleven packs of tea!?
M: Always we ran out of the gifts to our friends or relatives. So decide to get as many as possible.
 いつもお土産が足りなくなる。自分たちに何も残らなかったりして、もっと買えばよかったと思う。だから、今回は安いものながら、沢山買うことに決めていた。
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D: White Tea. Penny and Al like the tea.
 Dがそう言うのでこの可愛らしいパッケージのお茶も、10箱ほど放り込む。数えるのも面倒だし、第一気にならないほど安い。Dの勧めてくれたマスタード3缶、リーペリンのウスターソースとホールのナツメグ、これは自分のために。加えて今夜と明日の食材を買い、それでも70ポンド程だった。このために用意した買い物バッグと、Toshのバックパックとに詰める。嵩はあっても軽い。賢い買い物だと、自画自賛‼


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# by zazamamahome | 2014-06-22 22:13 | ロンドン旅日記
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EnglishmanD・夫Tosh・私 3人の海外珍道中・そして日々の想い


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